WFPエッセイコンテスト2013 入賞作品

審査員特別賞(小学生部門) 「給食の思い出」
神奈川県 横浜市立東市ヶ尾小学校 4年 小玉 樹紀(こだま いつき)さん
 ぼくは、給食の時間が好きです。どうしてかというと、給食がおいしいからです。ぼくの好きなメニューは、カレーライスとあげパンと海藻サラダです。特においしいのは、カレーライスです。お肉や野菜がたっぷり入っていて、調理員さんが一生けんめい作ってくれているカレーライスなので、おいしいのだと思いました。

 ぼくが給食の好きな理由は、もう一つあります。それは、クラスのみんなと一緒に食べることができるからです。一人で食べるとおいしく食べられないからです。クラスの全員で食べるからおいしいのだと思います。

 京都のおばあちゃんの家に行った時に、戦争のころの話を聞きました。(おばあちゃんのお父さんの話だそうです。)戦争のころは食料が足りずに、おなかいっぱいごはんを食べられなかったそうです。今でも、世界中では、食料不足になっていて、十分な食事ができない国があると聞きました。

 「もし、給食の時間がなくなって、五時間目が始まったらどう思う?」とおばあちゃんに聞かれました。ぼくは「お腹がへって困る」と答えました。そして「栄養がとれなくなる」と言いました。するとおばあちゃんが「それは大変だね」と言ってくれました。

 ぼくは、給食をいつもあたりまえのように食べていました。給食の時間には、必ず給食が出てくるのだと思っていたけど、毎日給食を食べられることに感謝しないといけないと思いました。これからも給食をおいしく、そして楽しく食べたいなと思いました。